先日、七五三で着用されたという正絹着物のメンテナンスをお預かりしました!
数年は着る予定がないので、タンスへしまう前に丸洗い(クリーニング)をとのことです。
見た目はきれいでも時間が経つと、見えなかった汚れや皮脂が変色してじわじわと浮き出てきます。
久しぶりにタンスから出してみると大事な着物にシミが!という悲しいことになりかねません。
正絹の着物を長期間保管する時は、丸洗いで汚れを落としてからタンスへしまわれるのをおススメします!
当店でのクリーニングの手順は、
まずお客様からお預かりした着物に大きな汚れがないかチェックします。
軽い汚れでしたら丸洗いで落ちますが、がんこなものは「しみ抜き」が別途必要です。
大きな汚れがある場合は事前にご連絡して、しみ抜きされるかどうかお伺いします。
丸洗いを開始してから約20日後(しみ抜きがある場合は別途日数がかかります)
きれいになったお着物をお客様へお戻しします。
丸洗いは軽い汚れを落としたり、シミ予備軍をきれいにするものなので
定着してしまった汚れに対しては限界があります。
しみ抜きも同じで、すべての汚れをきれいにできるものではありません(´;ω;`)
そんな時は、洗う以外で着物をきれいにする方法を、一緒に考えてご提案させていただきます!
元々着物は日常着で、汚れたり傷んだりするのは当たり前のことでした。
一つの着物を長く着続けるための方法は色々あります。
まずはお気軽に、着物メンテナンスについてご相談くださいませ!(*^^*)