知人に芸舞妓の着付け師さんがいるのですが、その彼とその知人の企画したイベント。
「花街のお茶屋で台湾茶」に参加してきました。
京都五花街の1つで宮川町というところがあるのですが、
とあるお茶屋さんで台湾茶を楽しんだり、芸妓さんとの着付けを鑑賞ができるイベントでした。
京都に居ながらも今まで足を踏み入れたことのない花街へ潜入です!
お昼間だったのですが、お茶屋さん遊びではなく普段は見ることのできない花街の裏側を見れたり女将さんや芸妓さんの花街談義を聞いたりと楽しかったです♪
そこでのお話に、芸舞妓さんたちのいる花街も賑わいはあるものの、残念ながら舞妓になる人も減ったり廃業するお茶屋さんや芸妓も増えているそうです。
そんな状況の中、着付け師さん達が日本の伝統文化でもある花街を広く知ってもらいたいとのことでのイベントでした!
私は京都に住んでいながら初めてでしたが花街を少しだけですが感じることもできましたし、着物同様に継承したい文化であると感じました!
京都ではこういったイベントや他の伝統工芸なども積極的に展示会などしたりと、若い人を中心に盛り上げようという動きがあります。
こういった動きは刺激にもなりますし、いろんな人との繋がりで日本らしさを盛り上げていけるんじゃないかと思っています!
少し余談ですが芸妓さんの着付けって補正などはしないようです。
一般的に体形が細かったりすると着物を着る時に身体が寸胴になるように補整などしてから着ることが多いんですが(寸胴のほうが着崩れし難いので)
男衆(着付け師)さん曰く、ポイントを押さえておけば着崩れもしにくいそうです。
補正でたくさん紐を使うと苦しくなるからみたいですしね。(なるほどってかんじです)
女性らしさを演出するためでもあるようです(たぶん間違っていないと思います)。
少しですが花街の裏側をのぞけた気分です。