新古品ですが額裏が多数入荷しました。
なので早速ですが、額裏付きの羽織を仕立ててみました。
羽織を仕立てるというと少々敷居が高いと感じるかもしれませんが、意外と簡単です。
お仕立てをしたことが無い方など参考にして頂ければと思います。
今回は化繊の紬の反物で仕立て代が含まれた商品と額裏を選びました。
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料金は仕立て代込の羽織反物代に額裏を足して、3万円台でお誂えの羽織がつくれます。
羽織の反物はポリエステルの洗える素材で、濃グレーを選びました
羽裏もポリエステルの洗える素材です。
あとは羽織の仕立ての寸法をお知らせ頂ければ約40日後に完成します。
仕立ての寸法は着物の寸法をお知らせいただければ割り出すことが出来ます。
もしくは体形などから割り出すことも可能ですが、その際は羽織の裄丈が着物よりも長く仕立てる必要があります。(裄丈は手首までの腕の長さのことをいいます)
というかんじで仕立ができます。
当店でも取扱いの反物であったりお持ちの反物とを組み合わせることで自分だけのオリジナル羽織を誂えられます。
ここで少し注意したいことは、羽裏・額裏の素材です、
洗える素材の羽織を仕立てる際は羽裏が正絹を選ばないようにしてください。
正絹の羽裏は洗濯すると縮んでしまう可能性があるからです。
で、出来上がったのがこちらの羽織。
表からは見えませんが、隠れた部分に密かにしのばした和柄がお洒落です(^-^)