こんにちは、スタッフの妹尾です。(^O^)/
今日は博多献上の柄の上下についてのお話しです。
角帯で締めやすくて有名な博多織物ですがその中でも有名なのが「献上柄」の角帯です。
浴衣や着物の時に定番として締められる帯で見たことのある方も多いと思います。
献上柄は仏具や宝具を図案化した柄が織り込まれているのですが、華皿(はなさら)という縞柄と独鈷(どっこ)といわれる柄の組み合わせです。
細いほうの華皿といわれる方が上にくるように締めるそうですが、
一般的に献上の角帯は色付模様の細い方が上というふうに覚えておいて良いと思います。
ただ、
「絶対こうでないとダメ!」というわけではありませんし、
上下を逆さにして締めてもなんら問題ありません。
ちょっとした”うんちく”だと思って
知っておけば話のネタになります(^_-)-☆
ちなみに正絹の角帯のお手入れについて
着用後は体温や湿気を発散させるために数時間陰干しして下さい。帯をしまう場合は湿気の多いところや風通しの悪い場所はお避け下さい。汗、湿りは変色やカビの原因になることがあります。カビが生えるとシミ抜きしても落ちない場合があります。汚れやシミが付着した場合早めに当店もしくはお近くの専門店にご相談ください。ご家庭での洗濯はできません。
献上柄の帯に限らず、角帯は表側と裏側で色や柄が違ったりするので着る着物や浴衣やその時の気分で楽しみましょう♪