東京自由が丘での催事にお越しいただいたのは神奈川県のKさま。
10月末にご友人の結婚式があるのと11月に茶道の茶会があるとのことでお問合せがありました。下記のようなご連絡がありました↓
「茶会、友人の結婚式で着る、着物、羽織、袴一式を揃えたいと思っています。
着物は既に持っているので、それと合わせられるならば、羽織、袴だけの購入でも良いかなと考えています。」
Kさまは茶道をされているので着物は他店で誂えたものはお持ちです。袴は譲り受けたものをお持ちとのことでした。
袴に関しては譲り受けたものなのでサイズが合っていないようで、まずは自分の体型に合ったものを、そして結婚式用に羽織をご提案させてもらいました。そのうえで予算があれば着物もご提案しようと思いました。
袴は当店では既製品の袴と反物からのお仕立てがありますが、既製品とお仕立てでは値段差があります。
ちなみに既製品はこちら。素材は化繊です
・男性袴 交織縞 無双 行燈袴 白黒縞
https://www.otokokimonokato.com/c/gr88/komn7451
反物からのお仕立てだとこういったラインナップです。素材は正絹。
・正絹袴 米沢織物 仕立てオーダー 縞
https://www.otokokimonokato.com/c/gr88/70-7028
化繊の袴は値ごろなのですが、立ったり座ったりすることの多い茶道において、立ち上がった時にふわっとしたままになってしまうことがあります。
そういった感じが嫌なのと、安っぽいものは嫌だとのことで、今回は反物からのお仕立てでご注文いただきました。
茶道の時に穿かれる袴は無地の場合もありますが、今回は縞柄の袴です。
男性の和装品は色柄なども限られていて、今回ご用意できたのもこちらのみでしたが気に入っていただきました。
一般的に正絹の袴地で生地が固くハリのある縞袴を総称して「仙台平」とよばれ、米沢、西陣などの織物産地で製造されています。
羽織に関しては、今回の結婚式以外には着る回数も少ないとのことだったので既製品をご提案させてもらいました。
・男羽織 洗える 袷 紬無地 仕立て上がり 濃グレー LL
https://www.otokokimonokato.com/c/gr246/mkim8167
羽織の裏を「羽裏」「額裏」とも呼んだりします。
当店では花柄やペイズリー柄の裏地を用いた羽織も取り扱っているのですが、Kさまはあまり派手なものはお好みではなかったので無地の裏地の羽織をコーディネートさせてもらいました。
ちなみに羽織は洋装で例えるところのジャケットです。結婚式のようなシーンでは必要なアイテムです。
また羽織を着用の際は羽織紐は必須です。
こういった感じで催事イベントやご来店では、お客様のご要望に応じてカスタマイズ対応させていただきますので御用の際はお気軽にお問合せくださいませ。