着物を着て、帯を締めた時の感覚
僕はその感覚が好きです。というのも着物を着てると自然と背筋が伸びて胸を張るから気持ちがいいんです。
着物を着ると気が引き締まります。
着物を着て帯を締めることで「腹が据わり」「背筋が伸び」そして「胸を張る」大げさかもしれませんが、以前は少し猫背気味だった私も必然と胸を張る事で立ち振る舞いが変わったような気がします。
着物は1枚の布のようなもの。着る人の姿勢や立ち振る舞いが、そのまま形となってその人を現します。
着物を着ていて猫背になると貧相にも見え、着物も自然と着崩れてもきます。胸を張らずに着物やゆかたを着ても様にもなりませんし、見た目も格好悪い
個人的にも着物や浴衣を着る時って 帯を腰で締めると気が引き締まり自然と立ち振る舞いが良くなるんです♪
こういうことって洋服やスーツでもいえると思うんですが、どんなに高価なものを着ていてもその人が自信なさげやうつむき加減であれば格好良くも見えないですよねファッションショーを見ていてもモデルさんたちはいつも堂々としています!
だから格好良く見えて、あんなふうになりたいだとかあんな格好をしてみたいと思うと思うんです。「モデルさんに憧れる」ってのも彼ら彼女達の立ち振る舞いはとてもかっこいいですから♪
帯を締めると自然と背筋の伸びる着物っていいですよ
帯締めは“腰”で
帯は腰で巻きます。
スーツや洋服を着るとき、ベルトはウエストで締めますが着物は違います。 男着物は「腰」です!おへその下、腰で締めるように意識してください。
たまに着物や浴衣の帯があがってウエストで締めている人を見かけますがあまり格好の良いものではありません。極端な話、腰で帯を締めて胸を張れば、それなりに形にはなります!腰で締めていればさえ良いというわけではありませんが、何事においても腰は重要です。
余談になりますが、日本語には「腰」を用いた慣用句がたくさんあります。私も色々調べていて、その多さにびっくりしました。
着物のみならず「腰」というのが日常生活や生きていくことが非常に大事だと感じました。
日本には茶道、武道といったように「道」となるものが存在します。武道は武術とは異なります。空手道などの武道においても腰に力がはいっていないと力もはいりませんし、上達しません。
大げさな言い方かもしれませんが、野球などもスポーツも腰は重要です。体幹の中心でもある腰に故障をきたすとできなくもなります。
着物と武道やスポーツを簡単に結び付けることはできませんが、腰が決まらなければいけないのは一緒です。
腰が決まれば着姿が決まると言っても過言ではありません!!
そういった意味でも、着物を着る際も「腰」を意識してくださいね
そして「胸を張る」
着物は布1枚を帯1本でしめているので体型がそのまま表れます。姿勢一つとってもそう!猫背になっていたり姿勢が悪かったりすれば着崩れもしますし。
腹を据え、胸を張っていないと動きづらかったり......
だから腰で帯を締め、胸を張ることを意識してください!
自然と立ち振る舞いも男らしく決まりますから♪