雪駄・草履
和の履物は大きく分けて「雪駄」「草履」「下駄」の3種類があります。一般的に着物の時は草履や雪駄を履くとされ、浴衣を着用の時は下駄を履くと言われていますが、決められたルールがあるわけではないので、礼装以外であればお好みの履物でも問題はないです。 「お洒落は足元から」と言われるのは和装だって同じ!男性着物は無地感のものが多いので足元も目立ちやすく、着姿の一部としてトータルで着こなしましょう!
持っておきたい定番
礼装用
雨の日対策
足が痛くなりにくい
軽くて歩きやすい
滑りにくい草履
カレンブロッソ
大きいサイズ
地下足袋
鎌倉彫
二枚歯
歩きやすい下駄
雪駄の選び方
まずはもっておきたい定番の履物
礼装用の履物
フォーマルなシーンに履かれる白鼻緒の履物です
カバー付きの草履で雨の日対策
爪先に透明のカバーが付いた雨草履です。水滴はもちろん塵除けや防寒としても履かれる草履です。
足が痛くなりにくい草履
太くて柔らかい鼻緒は足への負担が少ないので快適にお出かけする事が出来ます。
コルク素材で軽い!ブラックEVA草履
黒の台にお召の鼻緒を挿げた高級感のある男の草履です。コルク底で軽いので足への負担も軽減してくれます。
ブラックEVA一覧
滑りにくい草履
凹凸のあるウレタン底の草履は天気の悪い日や雨上がりなど滑りやすい日に重宝される草履です
菱屋カレンブロッソのカフェぞうり
従来の草履を現代の生活環境でも歩きやすいように改良したカレンブロッソ。クッション性に優れ、滑りにくいという特徴がある高品質の日本製草履です。職人がひとつひとつ丁寧に制作しています。
カレンブロッソ一覧
大きいサイズの履物
最大31cm位迄対応の大きいサイズの履物です。
大きいサイズの履物一覧
地下足袋
柔らかいソールで足にフィットして履きやすく歩き易いので普段着用からお祭りや人力車の方にも愛用されています。
足の負担が軽減されるピドヒール下駄
足が痛くなりにくいように作られた下駄です。特許技術のコイルスプリングで鼻緒に当たる指の負担を大幅に軽減してくれます。
伝統工芸の技が光る!鎌倉彫下駄
力強い刀痕が特長の鎌倉彫の下駄は脱いだ時のインパクト抜群!伝統的工芸品にも指定される日本を代表する下駄で「漆」を幾層にも重ねているので、丈夫でありながら年月を重ねる毎に味わい深い変化が表れる履物です。
鎌倉彫の下駄一覧
レトロな雰囲気漂う二枚歯下駄
着物や浴衣はもちろん洋服にも合わせられる二枚歯下駄!右近下駄とは違い程良い高さと歩いた時に聞こえる音が季節を感じさせてくれます。高さがあるので雨上がり等の際にも便利です。
男の雪駄を選ぶなら!
こだわりの牛革底や丈夫で水に強いウレタン底まで。和服を粋に着こなす雪駄から普段着履きができて夏のオシャレなコーディネートを楽しめます。男着物の専門店が履きやすくてお洒落な足元をサポートします。
雪駄の選び方
サイズの選び方
雪駄や草履、下駄などの和装の履物は洋装の靴とは違い、つま先からかかとまで全て納めて履くものではありません。かかとを約1cm位出して小指が台から少しだけ出る位が正しい履き方と言われていて、履く時は奥まで「ぐい」と指を押し込まずに鼻緒にちょっと指先をひっかける位に履きます。
しかし履き慣れていないと歩き辛かったり足が痛くなったりするので、無理に小さいサイズを選ぶ必要はありません。サイズに迷った場合は少し余裕をもったサイズを選ぶのが良いでしょう。
礼装時には白鼻緒
男性の第一礼装といわれる紋付羽織袴という着物を着用の場合は必ず白の鼻緒で畳地(ビニール畳調等)の台で鼻緒は白のものを履きます。ルールが細かいと思われがちな和装ですが、それ以外の場合はある程度自由に着こなしても問題ないかと思います。
カジュアルコーディネート
着物や浴衣の時の和装履物としてだけでなく、日常生活では雪駄とデニムジーンズやチノパンとののコーディネートにもお薦めです。素足で下駄を履く心地良さやサンダル代わりに雪駄を合わせたりなど、和洋折衷で現代のライフスタイルに合わせたお洒落をお楽しみ下さい。
履物の種類
雪駄
雪駄は踵(かかと)部分の底に金属製の鋲(びょう)が打ち込まれていて、歩いた時に「チャラチャラ」と音の鳴るのが特徴です。草履と見た目は似ていますが、雪駄は台と底を直接張り合わせた草履の一種。元々は竹皮で編んだ畳の台に牛革を縫い付けたものですが、現在では様々な素材を使用したものがあります。下駄と比べて高さが少ないので疲れにくく履きやすいです。
草履
表地と裏地の間に一枚芯が入れてあり、裏面に金属金具が無くゴムの踵が打ち付けてあったり履きやすく疲れにくいです。
下駄
草履や雪駄と比べて少しカジュアルな印象のある履物が下駄です。実用的なゴム張りから、昔ながらの二枚歯下駄まで様々。夏場などはジーンズなどの洋服に素足で履くのも粋で気持ちがいいです!