寒さから開放された春はお出掛けがとても楽しくなる季節。
お天気の良い日なんかはついつい外出したくなりますよね。
そこで、こんな方はいらっしゃいませんか?
『結婚式(お正月)用に初めて着物を買ったけれど、後はしまったままになっているなぁ』
いかがでしょう。
こういう季節にこそ普段着として着物にチャレンジされてみては!
着物で出かけますと、
普段はカジュアルな格好で何気なく歩くいつもの街も、
まるで別の街へきたような特別な空間にしてくれたり、
忙しくて見過ごしていた何気ない風景にも目をとめたりと、
なんとなく不思議な感じがしますよね。
暖かくなってきたこの季節。
どうぞしまってあった着物に袖を通し、
ぶらりとお出かけしてみてください。
いつもの日常に何気なく和を感じ、いつもと違った雰囲気で、
ゆったりと優雅な時間を楽しむ事ができるのではないでしょうか。
春は各地で代表的なお祭りや、
みやびやかな伝統芸能の披露などのイベントが盛りだくさん。
又お花見や、お子様のお祝い等、身近な行事にも着物でお出かけする機会が増える季節でもあります。
とりたてて特別なイベントでなくても、普段の何気ないお出かけに着物を着るだけでいつもと違った楽しみが味わえます。
例えば、
友達と着物でプチパーティーを開いてみる
レトロなレストランで優雅に着物でランチ
着物を着て
クラッシックコンサートへ行ったり、美術館へ行ったり。
ちょっとしたレトロな建物を着物を着て見に行く
などなど。
「春」に「着物」。
特別なことはしなくても、
この季節に着物でお出かけするのだけでわくわくします。
着ている本人だけでなく、
周りの人も特別な雰囲気を味わうことができるのがいいですよね。
「春=暖かい」というのが季節の印象ですが、
桜の咲く時期は日によって風がひんやりしたり、
日中は暖かくても夜になれば寒かったりと、
以外と温度調節に苦労します。
『コートを着るほど寒くはないし、
かといって着物だけだと寒いしなぁ・・・』
そんな時に重宝するのが「羽織」。
特に夜のお出かけや夜桜見物などへ行かれる時には
羽織があると助かりますね。
羽織付きのアンサンブルは、
暑さ寒さの調整ができるのでとても便利です。
春爛漫の色鮮やかな季節の戸外ですから、
着物も優しい色や淡い色ほうが春らしいですよね。
ただ男性着物の場合、初めて購入した着物の色は紺や黒のようにの濃い色のものやベーシックなものが多かったりします。
こんな時、例え着物や羽織を春色にしなくても、帯や、半衿の色、足袋の色や羽織紐などの小物にちょっと淡い色や明るい色を取り入れたり、お持ちになるバッグに桜の柄がはいっているるだけでもとても春らしい装いになります。
ちょっとした春支度の気軽な着物姿で、どうぞ春のお出かけをお楽しみ下さいませ。