「冠婚葬祭用に着物を一着持っているが、他に使い道が見つからない」「着物のコーディネートをしたいが、もう一着分揃えるのは予算が…」そんな風に思っていませんか?
確かに着物の着るシチュエーションによっては、一から揃える場合はありますが
帯を変えるだけ印象をガラっと変えることができ、バリエーションの幅を広めることができます。
帯は、洋装でいうところのスーツのネクタイに近い印象があり、帯の色柄や形を変えることで印象が大きく変わります。
帯だと、着物を一着別で揃えるより、手軽な手間と予算ですることができるので、気軽にコーディネートを楽しめます。
また、帯は非常にデザインの幅が広く、シンプルから個性派、高級感や上質感など、あらゆる好みに応じて合わせることができます。
コーディネート例
こちらでは、同じ紺の無地着物に対して、指向性の違う4柄を合わせました。まったく同じ着物でも受ける印象はまったく違います。
もちろん、こちらで紹介した着物以外でも着物の色が違うだけで、これまた違う印象になりますので、お持ちの着物でコーディネートをお試しください!!
※画像クリックで拡大
紺地の着物に献上柄で黒の帯を合わせた正統派のシンプルスタイルです。着物を着るにあたって最もスタンダードなスタイルと言っても過言ではありません。同じ献上柄でも、色を変えるだけでも印象が変えることができますので、あまりインパクトが大きなスタイルを好まない人でも、気軽にコーディネートを楽しめます。
「中古の着物なので、安っぽく見えないか心配…」「せっかくいい着物を買ったのだから、帯にも高級感を…」という方は、本場筑前博多織正絹帯はどうでしょうか?中古の着物や合繊の着物でも帯だけで高級感を出すことができますし、着物がいいものでもより上品なスタイルを演出します。
帯:本場筑前博多織正絹男帯 市松網代紋(浴衣・着物用)
無地の着物でもインパクトかつ個性派なスタイルを帯だけで演出することは可能です。からし色の矢絣模様の帯なら、紺の着物からくるコントラストでインパクトを持たし、かつ矢絣模様で圧倒的な個性をアピールするという「人と同じことはしたくない!!」という方にピッタリのスタイルができます。
帯:本場筑前博多織正絹男帯 矢絣模様(浴衣・着物用)
帯の形といえば大抵の場合『角帯』をイメージされますが、もちろん他にも種類は多数あります。そのひとつである『兵児帯』は、『角帯』に比べて締めた際に身体に負担がかからない為に、『着物』により普段着感を出すことができます。また、見た目にも“粋”な印象があるので、ちょっとした個性のアピールにも繋がります。